このブログ内の記事を検索

2013年10月25日金曜日

MINIバッテリー交換



MINI Cooper S コンバーチブル(R53)のバッテリー交換を行いました。
最近のバッテリーは、弱ってきた兆候が無く突然プツリとバッテリーの寿命を迎えた・・・というお話もよく耳にします。
そんな中、このミニは新車から8年もバッテリーが持ちました。
1.6Lのコンパクトカーにしては、大きなバッテリーが搭載されていましたが、8年というのは素晴らしいですね。

さて、ミニクーパーSコンバーチブルの場合は、バッテリーはトランクルームの下に搭載されています。
これは恐らく前後の重量配分を考えての事でしょう。
バッテリーは20kg前後重量がありますから、リアの低い位置に搭載する事によって、前後の重量配分をフロントヘビーに偏らないよう考えられているようです。



さて、バッテリーが完全に上がってしまったミニ。
リアハッチが開きません。。。
電磁式ロックなので、バッテリーが上がってしまうとやっかいですね。
取り敢えずボンネットを開け、バッテリーチャージャーを接続端子に接続し(ミニのバッテリーの充電は、バッテリー直接ではなく、エンジンルームの端子に接続します)、リアハッチをオープン。


トランクルームの床下に、大きなバッテリーがありました。
型番は「BMW S:61 21 8 377 136 AW:61 21 8 377 135

固定金具を外し、端子からケーブルを外します。
通常はメモリーバックアップを必ず行いますが、今回は完全に放電しきってしまっているので省略しました(笑)
メモリーバックアップとは、バッテリー端子からケーブルを外す前にケーブルに電気を通しておき、車輌には常に電気が通っておく状態にする事で、トリップメーター、時計表示だけではなく、車輌コンピューターに記憶された様々な設定を消さない為に行います。

近年のコンピューター制御の進んだ車輌は、メモリーのバックアップを行わなければかなり面倒な事態になりますので、要注意です。
ご自分でバッテリー交換を行われる際は、事前に取扱説明書を読まれるかディーラーに問い合わせされる事をお勧めいたします。



さて、今回は純正装着のVALTA SILVERバッテリーではなく、リーズナブルなAC Delco製バッテリーをチョイスしました。
純正バッテリーは定価26,000円となかなかいいお値段。
AC Delcoは2年4万キロのメーカー保証が付いている、メンテナンスフリーの高性能バッテリーにも拘らずリーズナブルな価格なので、リプレイス用バッテリーとしてお勧めしております。



さて、バッテリーを箱から出し、外したのと逆の手順で接続&固定していきます。

ここで一つ問題が・・・
なんとバッテリー排気孔の位置が左右で違うんです。



 純正バッテリー用に車輌側から伸びている排気ホースは、どうやっても届きません。
そこで、新たにビニールホースを取り付けて延長し、元の排気ホースと接続してみました。
ビニールホースを適当な長さに切り、ホースの口径6mmに合うプラスチック製アタッチメントを購入して無事に解決しました。



バッテリーを新しくしたお陰で、低速トルクが増し、アクセルレスポンスも良くなり、パワフルでスムーズな走りが蘇りました。
電圧が低下してしまうと、走りにも影響が出てきますので、お早目の交換をお勧めいたします。


有限会社エバーグリーンコーポレーションでは、高性能リチウムイオンバッテリーはじめ、自動車用バッテリーも取り扱いしております。
どうぞお気軽にお問い合せ下さい。

有限会社エバーグリーンコーポレーション

0 件のコメント:

コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...