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2013年5月29日水曜日

競技用タイヤ向けヒートサイクルサービス

ヒートサイクルを施したHOOSIER RACING DOT RADIAL

サーキットを走行される方から、今非常に注目を浴びている海外製競技用タイヤ。
エバーグリーンコーポレーションでは、国内に流通していない銘柄も各種取り揃えております。

・BFGoodrich g-Force R1&R1S
・TOYO Proxes RR,RA1,R888,R888R

これらのサーキット向けタイヤは、ご使用前のヒートサイクル(熱入れによる慣らし)が非常に大切です。
よくF1でも予選用や決勝用のタイヤはフリー走行の時にタイヤの慣らしをし、24時間以上休ませてから使いますが、これこそがヒートサイクルなんですね。
これらのタイヤにも同じ事が言えます。

ヒートサイクルサービスとは、お客様の元へ出荷前に、専用のホイールにタイヤを組みつけ、適切なタイヤ表面温度管理の下で専用の設備でタイヤに熱入れを施し、十分に休ませる事でタイヤのゴムの分子の再結合を促進します。


一度温度が上がったゴムの分子は、それが冷える過程で分子同士の結合がより強固なものになります。 

その結果、競技に使用される際は皮むきやタイヤのランニングインをする事なく、直ぐにタイムアタックに入れる事が大きなアドバンテージになります。
また、適切なヒートサイクルを施したタイヤは、未処理のタイヤと比べて磨耗寿命が1.5倍ほど長く、またタイヤライフ後半になっても性能の低下が非常に緩やかになり、最後までタイムの落ちが少なくなります。



ヒートサイクル処理をせずに新品タイヤでいきなりハードに走ってしまうと、その後の走行時にグリップダウンや磨耗が一気に早まってしまいます。
アマチュアレーサーの環境では、適切なヒートサイクルを施したタイヤを本番向けに準備しておく事は大変難しいと思われますので、オーダーの際にヒートサイクルサービスを選ばれる事をお勧めいたします。

エバーグリーンコーポレーションではご購入前にオプションでヒートサイクルサービスもお選びいただけます。
出荷前にアルミホイールに組み込み、最適なタイヤ温度管理の下で専用の設備でヒートサイクルを施します。
ヒートサイクルサービスは1本2,500円(税別)でのサービスとなっております。
ご希望のお客様はオーダー時にお知らせ下さい。

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